最近あまり記事を書いていなかった。前回ライオンの群れについて書いてみたが、うまい具合に言語化できていなかったように思う。YouTubeを見ていて、これが言いたかった!というものがあったので紹介したいと思う。

タイトルは”優しい男ほど捨てられる”となっているが、自分が面白いなと思ったのは、現代の結婚では一部のハイスペック男子に大多数の女子が群がり、相手にされない男との二極化が進んでいるという点だ。ハイスペックな男は選択肢が多いので、浮気に走ることが多く、結婚生活にコミットしない。相手にされない男は結婚相手に尽くすことで女性ととどめておくしかない。

女性にとってどちらのタイプの男性がよいかはひとそれぞれだと思う。先の記事で書いたライオンの群れはハイスペック男子の良い例だと思うが、重要なのはそのようなハイスペックな男も魅力がなくなれば捨てられるということだ。強いライオンのオスも最後は、若く強いオスに殺されるか餓死するかしかない。弱くなったオスはメスから相手にされないし、メスも前のオスとの子供を殺されても、新しい支配者と群れを作る。男女の間でもお互いになにがしかの利益がないとカップルでいるメリットがなくなる。自分が言いたかったことは現実はきれいごとどおりに進まないということだ。

動画の中で心理学者が言っていたように婚前契約書のようなものはお互いのために作成していくほうがよくて、今後は日本でもスタンダードになるかもしれないと思っている。そもそも、婚前契約書を当人同士やその家族が納得して作成できないようなら、結婚後も何がしかの問題が出てきても解決できない可能性が高い。結婚してから大きな問題が起こっても、法律や子供の存在などで別れられない状況も多いのではないかと思う。どうしようもない状況というのは飲み込んで与えられた試練として粘り強く対応するしかないが、これから起こることについてはよく検討が必要だ。お見合い制度が悪くないなと思うのは、このようなトラブルを未然に防ぐ機能があるからだ。

動画でも触れられていたが、”好きだから結婚しない”というのも新しい形ではないかと思う。例えば内田有紀と柏原崇は事実婚でうまくいっているように見える。お互い収入もあるし、子供もいらないならそもそも結婚自体が不要というのも至極まっとうな考え方だと思う。子供が欲しいなら、結婚しないでどちらかが親権をもって認知だけして一緒に住むのもよいのではないかとも思う。

核家族化が進んで、子供が必ずしも親の面倒をみるとは限らない状況で、高い婚姻率と一対一の婚姻状態を継続することは難しくなっているように思う。また、結婚相手に恋人、父親、母親、保護者、遊び相手など多くの要素を求めすぎるのに限界がきているのではないかとも思う。不道徳だという意見もあるが、先のライオンの話ではないが、本来人間も動物なので、本質的にはライオン的な生き方も否定はできないように思う。特にライオンは社会性がある動物で人間に近い存在だともいえるので参考にはしてもよいのではないかと考えている。

日本の30〜34歳の男性未婚率は約47%、同年齢の女性未婚率は約35%(2015年時点)に達しているらしく、これから急に結婚する人が増えるようには思えない。現実を見ている若い人は金銭的にも生き方的にも結婚にあまり希望を見いだせているようには思えない。一方で日本の人口は減り続けておりそれはそれで問題だと思う。自分としては生みたい人がたくさん産んで育てやすくするほうがよいと思う。あと、子供は社会全体で育てる意識が大事なのではないかと思う。ひとり親になっても、子供も親も安心して子育てができるような制度がないとこれから子供を産もうと思う人もいないだろう。子供がたくさん欲しいが、同じような教育の機会を与えることができないと思うとたくさん産めないカップルも多いと思う。子供がいない人にとっては税金を子育てに使われていて納得いかないかもしれないが、将来的には日本を支えて、自分の老後を支えると考えてみれば悪くないのではないかと思う。

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Girimaro
40代脳外科専門医、救急科専門医、アメリカ留学経験あり 日々考えていることを記録します https://blog.with2.net/link/?id=2073035