G-GS8JC1XTD1
おすすめ

男性医師が結婚相手に求める条件は?

男性勤務医目線での結婚相手に求める条件を考察してみる。自分が医学生だった2000年前後の頃は地方国立大学医学科の定員は100人だった。自分のイメージだと、高校生の頃に彼氏彼女がいたのは、多くて全体の20-30%ぐらいだろうか。進学校出身者が多く、男子校、女子校出身者も私学を卒業した人では多かったかもしれない。男目線だとやはり、学内、コンパなどではかわいい、綺麗な子が人気だ。大学のキャンパス内にもめちゃめちゃ容姿の良い子もいるが、大概彼氏が途切れることなくいることが多かった。自分は、最初の頃は好きな娘が彼氏と別れるのを指を咥えてみていたが、だんだん待ってもしょうがいないと思い、彼氏がいても構わず告白するようになった。当然振られるが、告白された相手も悪い気はしないので、印象に残るし、彼氏候補リストに入れた?かもしれないと思っている。動いてなんぼである。

 ここで、みなさんご存知だと思うが、重要なことは、美男美女が必ずしも良いカップルになるとは限らないということである。容姿の良い男、女は人生の中で道の真ん中を歩いてきた人が多く、端っこを歩いてきた経験があまりない。野球のピッチャーやサッカーのフォワードのように、人生の主役を演じてきた人が多い。そのような人は、自分の人生ですら、自由に演じさせてもらえない人の気持ちや存在がわからないこともある(みんなではない、容姿もよくて性格も良い、スーパーサイヤ人も存在します)。女性の場合、結婚すると子育てが自分のキャリアに及ぼす影響を考慮しなければならない。モテる女子と結婚すると、結婚相手が色々と妥協しなければならなくなることが、見ていて多い。子供のこと、仕事のこと、実家との付き合いなどだ。男性も女性も関係なく、今までフォワードをやっていた人が、いきなりサイドバックになって走り回ることは、ほとんど不可能だ。ストレス耐性が低いことが多い。

 男性医師は進学校、男子校などで育ち、容姿にコンプレックスを持っている人もいる。コンプレックスを持つ人ほど相手に容姿を求めることが多いそうだ。医者になると、よほど不潔か性格が極端でなければ結婚はできる。あまりたくさんの女性を経験せずに、見た目で相手を判断して結婚すると、その後苦労することになる可能性が高い。学生時代は女の子からの紹介は、”あの子はかわいいよ!”と勧められても、実際会うとそうでもないことがあり、あてにならないと思っていたが、同性から見ていい子というのは、内面を判断する上では信頼性が高いと思う。お見合い結婚は、最近はあまり聞かないが、自分は良い制度だと思っている。

 結婚相手は、自分と似たようなひとか、違っている人が良いか論争があるが、自分はその人の”常識”が似ている人を選んだ方があまり喧嘩をせずに済むと思う。前述の様にフォワードとキーパーのカップルがうまくいくだろうが、”常識”が違ってくるとうまくいかない。移民がきてトラブルになるのは、見た目や肌の色ではなく”常識”が違うからだ。男女問わず、束縛する人や、過度に相手に依存する人もよくないかもしれない。常に疑心暗鬼になる人だと当直の多い仕事を理解してもらえない。世界一の投資家であるウォーレンバフェットは結婚相手に”感謝できる人”が良いと言っていた。少しのことにも感謝して、満足してくれる人である。男は馬鹿なので、容姿にこだわり、頭が下半身に支配されてしまうことがあるので注意が必要である。できれば、容姿のいい子と付き合って痛い目にあう経験もするべきだ。相手の方がスペックが高そうだと怯んでいる場合ではない。振られて自分のモヤモヤを成仏させることは、人生後悔しないために重要だ。たくさん恋愛をして、ほどほどうまく行っているときに結婚してはいかがだろうか。そのタイミングは自分でわかるはずだ。延々同じことの繰り返しだと。赤い糸があるのではなく、赤い糸になるかどうかは努力次第だ。


にほんブログ村

ABOUT ME
Girimaro
40代脳外科専門医、救急科専門医、アメリカ留学経験あり 日々考えていることを記録します https://blog.with2.net/link/?id=2073035

PVアクセスランキング にほんブログ村

脳外科医のつぶやき(心のビタミン) - にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA