恋愛と性欲は切ってもきれない関係だと思う。性欲とタイプするだけで、なんか恥ずかしい気持ちになるがそこを考察せずには本質に近づけないと思う。自分は男であるため、女性の性欲は想像でしかないので男目線での多分こうなんだろうということしか書けないが、自分なりに色々と考察したことを書いてみたいと思う。
性欲は非常に原始的で強い衝動だと思う。自分が思うに、強い感動や強い衝動ほど真実に近いと考えている。その衝動で何を信じるのか教えられている気がする。話が逸れるが、オウム真理教に入信した人のインタビューだったと思うが、なんかの修行で、不思議な感覚を経験し、それで入信したというような話をYoutubeで見たことがある。脳内物質の影響か何かはわからないがそれだけ強い感覚や感動は人に訴える力があるのだと思う。
性欲は三大欲求というだけあって強い。自分は男であるため男なりの性欲を持っている。男はと一般化できるかどうかはわからないが。中高生から20代前半の頃は頭はそれで充満していたと思う。好きな人がいれば、もちろんしたいばっかりだ。一方で、女の人ももちろん性欲はあって、若い人の方が強い印象だ。時には辛いこともあって、煩悩から解き放たれた方がよっぽどマシだと思うこともあった。そんな人は俗世を捨てるかもしれない。瀬戸内寂聴のように。
動物には発情期があって、ヒトは特定の時期に発情する訳ではないが、同様のことが女性にもあると思う。オフの時にどんなにドアを叩いてもドアは開かないのである。同じ人間であるはずなのに人が変わったようになる。男目線だと、自分は何も変わっていないのになんでこんなに冷たいんだと思ってしまう。そんな間にも男の性欲はどんどん溜まっていくわけで、感情がコントロールできなくなって関係が悪化することもあるのではないかと思う。もちろん逆のパターンもあると思うが。
恋愛の対象として、男の場合はありならずっとありで、ありになったりなしになったりはあまりしないと思う。最初からそうでもない相手にはそれなりの対応が続くような気がするが、女性の場合は好きな相手でもコロコロ態度が変わる。嫌いになっている訳ではないが、多分そんなもんなんだろうと、自分なりにわかってきたのはだいぶ後になってきてからだ。女性の態度がコロコロ変わるのはただ受け流すだけでいいのに、いちいち反応していると喧嘩が絶えない。
よく言われていることだが、男性はより多くの子孫を残そうとし、女性はより良い遺伝子を手に入れようとする。女性は王子様に選ばれるお姫様になりたいものだ。女性のとっての性欲は他の女性に勝つという優越感も加味されるような気もする。男の性欲とはちょっと違う。
ハネムーン期は最強で、お互いハッピーである。お互いWin-Winな付き合いができる。それは高い確率で子孫を残そうとする仕組みなのだろうと思っている。ハネムーン期を過ぎると大なり小なり新鮮味がなくなる。女性は子供ができると、そちらに集中力が移るので旦那は二の次になる。それが当たり前だと受け止められないと、旦那はないがしろにされていると思うだろう。やっぱり、男は好きなら基本好きで、嫌いなら嫌いが続くので、そのような変化はあまり理解しにくいのではないかと思う。
最近は結婚できる、できないに関わらず未婚率が高くなっている。江戸時代みたいに、老後の面倒を見てもらうなど生きていくために、結婚し子供を作る必要性がなくなってきていることも事実だろう。また、子育てにはあまりに金がかかる。一方で、最近の人は若いし、早くに結婚できれば2回家庭を持つこともできるのではないか。つまり、1回目の結婚で子供を育て上げ、40くらいで2回目の結婚をするのである。1回目の結婚に成功する人が少ないから離婚も多いのだろう。離婚を失敗みたいに捉える風潮もあるが、ある意味自然なことかもしれない。アメリカはめちゃくちゃ離婚が多いし、すぐに再婚する。どっちがいいのかわからないが少なくとも子供に関しては責任を持たないといけない。