最近のニュースを見ているとウクライナ、ガザと戦争や物価上昇など刻々と世界情勢が変化してきている。身近ではガソリン代をはじめ物価が上がり、コンビニの商品も軒並み値上がりしている。税金も高い。なんでこんなことになっているのか素人目線で考えてみた。
最近色々暗いニュースが多い。新型コロナウイルス感染の世界的流行、ウクライナでの戦争も泥沼化し、ガザで何万人とパレスチナ人が死んでいる。それぞれなんだか釈然としない。新型コロナが爆発的に流行し、本来死なないような人がたくさん死んだ。医療現場で見ていると初期の新型コロナはとても危険なものだったと思う。志村けん、岡江久美子が亡くなったときは衝撃的だった。特に基礎疾患もない人が大勢死んで、30代、40代で亡くなる人も身の回りにいたのは事実だった。自分はワクチンは3回打ったが、それ以降は軽症化しているので打たなかった。それでも高齢者を中心に7回も8回も打っているのは違和感しかなかった。ワクチンを作っている会社はアメリカ、イギリスである。そりゃ儲かるだろう。新型コロナが流行するタイミングも突然だったし、ワクチンが準備されるのもえらい早かった。準備周到である。
ウクライナへのロシアの特別軍事作戦が始まった。最初はロシアが悪いように思えたが、だんだんなんかおかしいなと感じ始めた。戦争は泥沼化していき、ウクライナへの支援疲れも各国見え始めたが、それでもゴリ押しでウクライナを支援している感が半端ないように思えた。ウクライナにとっては領土を失うのは納得できないだろうが、少なくとも停戦しても良いのではないかと思った。無駄に人が死んでいっているように見えた。ウクライナが戦争しているのに、米英中心に周りの国が躍起になってゼレンスキーを持ち上げている様は異様に見えた。プーチンはしたたかに対処していった。プリゴジンの乱があり、必ず粛清されるだろうと思っていたがやはり事故で死んだ。巻き添え食った乗務員は乗務員はたまったもので無い。ノルドストリームはいつの間にやら爆破され使い物にならなくなった。海中の天然ガスのパイプライン破壊するなんて、素人にはとても無理だろうと思われた。今はこう着状態になってどちらも攻められない状態になっているのか。NATOはいよいよ戦闘機や長距離ミサイルも供与し出した。米国の最新型の戦車は戦場ではあまり役に立っていない様子だ。多機能の家電のように、無意味にハイテクなものは実践的ではないのだろう。米国は自国民の犠牲を出すつもりはないので、一線は超えないと思われる。プーチンはマジなのでキューバに戦艦やおそらく原潜も派遣した。ウクライナに武器、弾薬、お金をどんどん注ぎ込んでいる。戦争は景気が良くなると言われているが、なるほど株価は軒並み好調である。また、古い武器は在庫処分の良い機会なのかもしれない。
そうこうしているうちに、イスラエルとハマスの間で戦争が起きた。イスラエルはガザを徹底的に破壊している。民間人もあり得ない数が死んでいる。主要メディアも流石にパレスチナ寄りの報道が多かったと思う。素人目に見てもやりすぎのように思う。Xを見ていると生々しい画像もたくさん上がっているが現状通りだろうと思う。アメリカもええ加減にしろと言っているがイスラエルの首脳陣は聞く耳を全く持たない。イランの大統領が乗ったヘリコプターが墜落した。何か関係あるのだろうか。ガザでの犠牲者の映像はみるに堪えない。女子供にも容赦がない。イスラエル、特にシオニストのイメージは極めて悪くなったと言わざるをえない。ネタニヤフはゼレンスキーもそうだが戦争が終われば失脚するだろう。引くに引けない状況になっていると思う。2人とも終わりが見えれば政権を追われ、場合によってっは亡命するかもしれない。イスラエルは最近レバノンのヒズボラとの戦闘に入っている様子だ。ガザでこれ以上一般人が犠牲になれば、中東諸国とは修復不能になるだろう。もうなっているかもしれないし、仲良くする気もないのだろうが。
アメリカ国内では物価上昇が半端なく、移民の流入も歯止めが効かなくなっているらしい。少し前まで、トランプが猛烈に裁判にかけられたりしていたが、予備選でことごとく連勝しており、いつの間にやら主要メディアでもトランプ優勢の雰囲気になっている。勝ち馬に乗るためかトランプ支持に回る人も増えてきた。麻生太郎もバイデン任期中にもかかわらず面会していた。ヌーランドもいつの間にか消えていった。この前バイデンが日本は移民を受け入れないという苦言を呈していたが、日本政府も少しは自国の立場で物を言ったのかと勘ぐった。台湾は中国と距離をおく民進党の頼清徳が台湾総統になった。そうこうしていると、2024年に日中韓で首脳会談が行われた。日中防衛相会談も行われた。これはなかなかいいタイミングで話し合いの場がセッティングできたなと感心した。岸田首相もアメリカに国賓待遇で招かれて、アメリカ議会で演説している様子を見ていると、少々不安に思った。台湾有事は日本有事と放送されているが、果たして本当にそうだろうか。インドのようにどちらにもつかず離れずの外交はできないのだろうか。ついこの間ネットニュースかなんかでドゥテルテ元フィリピン大統領が、フィリピンと中国で衝突が起きて戦争の原因になるかもしれないと言っていたと思うが、なかなかリアルな考察だと思う。最近日本は北海道でNATOと合同演習をするらしい。核ミサイルが搭載された爆撃機も日本の米軍基地に到着していると思われる。かなりきな臭い。
岸田首相は、総理就任以来、政治と金の問題、増税、少子化等色々と叩かれてはいるが、内容は不明だが、外遊もしているし、少子化対策、定額減税などそれなりに動いているように見える。安倍元首相は、戦後レジームからの脱却を掲げていたが、それでもアメリカには逆らえない何かがあるように思えた。岸田首相の支持率は10%台まで低下しているが、その原因は裏金問題、物価高が関係していると思われる。自分の予想では、岸田首相なりにできることはおそらくやっているが、最後の最後はアメリカに首根っこを捕まえられていて何もできないのだろう。ドイツも同じである。ロシアは戦争であれだけ若者が死んでいても、プーチンの支持率は下がらない。万が一日本が戦争に巻き込まれて自衛官が殉死するようなことがあったらパニックになるだろう。もう対岸の火事は起こっているようなものだろう。
世界的にも、貧富の差は拡大しており、歯止めがかからない。日本もアメリカを含めた海外でもその傾向は加速している。おそらく、アメリカはこの秋に誰が大統領になっても経済は破綻する可能性が高い。米ドルの信用は失墜し、世界をATMとして利用してきたつけが回ってくるだろう。中国も本当に景気が悪そうで、日本の経済もただでは済まないだろうと思う。今の好景気は暴落前の狂騒と言えるだろう。
最近は最低限度の生活ができて、インターネットという無料の娯楽があり便利になったと思う。一方で、タイパ、コスパを考えないといけないほど生活は逼迫していて、一般人は生活を楽しむ余裕がない。須藤元気も選挙の時に”40代にもなって金がないから飲みに行けないと、友人に食事を断られた”と言っていたが、リアルにそんなもんだと思う。子育てにも金がかかるし、税金も高い。多分、政治も一部の金持ちや既得権益を持った人たちでがちがちになっていて、為政者たちはこれらの人の傀儡になっているように思う。これらの色々なごたごたは極めて不自然であると思う。よい為政者の時は何事もなく平凡なんだと思う。昔仮面ライダーなんかの戦隊ものでは悪の組織が世界征服を狙って悪事を働くという構造があるが、現代でもおそらく形は違うが同じようなことが起こっていると思う。やはりなんであれ、自分は可愛いものである。自分や身内に甘くなるのもしょうがない。でも、ある程度満足したら、少しは人に還元してはいいのではないか?美味しいものを食べても、共感する相手がいれば、なお美味しいし、後でいい思い出になるだろう。綺麗な風景や、感動する体験も他者がいてより素晴らしいものになるのではないか。自分が満足していないのに人に譲る必要はないが、”足るを知る”というのはとても大事ではないか。また、人に好かれようと思うと思うのであれば、少なくとも人にやられて嫌なことはしないし、されて嬉しいと思うことを人にしてあげれば良いのではないか。幸せになろうと思うならば、人を幸せにするしかない。自分のことだけで精一杯なのであれば、人に迷惑をかけなければそれでいい。人の幸せを奪ってまで、自分が幸せになろうとする人の気持ちは自分にはよくわからない。