昔、テレビCMで”恋は遠い日の花火ではない”というのがあったが、遠い過去のことをふと思い出して色々考えて、ああすればよかったなというのがあって書いてみた。恋愛を長続きさせる要因は結局なんだったかということについてだ。
これは、恋愛関係がすでに成立している状態での話である。したがって、相手に求める条件なんかは満たしているという前提で話を進めたい。結論から言うと”会いたい頻度”ではないかと思った。恋愛が長いと、ドキドキ感も薄れてきて、惰性で付き合っているような状態になることもある。そのような場合でも、”付き合っているのに連絡もないのか?”と思ってみたり、”会っているんだから必要な時だけ連絡すればいいでしょ”と思うのか、男女でもさまざまだと思う。どちらかが、会いたい、連絡したいのを我慢していると当然喧嘩も増えるし、ストレスもたまる。この相手との距離感はおそらく信頼関係なんかも影響するとは思うが、本来その人に備わっている感情の出方も関係しているように思う。ドライな人だと好きでもあっていると疲れるし、自分の時間も大切にしたいと思うだろう。顔の好みや性格的な部分がある程度基準を満たしていると、あとは相手と会いたい頻度が大体もともと同じくらいの性格同士が長続きしやすいのではないかと思った。
アメリカにいるときに、60代くらいのメキシコ人の友人がいた。その人にはアイルランド人のパートナーがいて、夏だけ彼女がアメリカにやってきて、カンクンあたりに旅行に行ったりしていた。半年あって、半年は別れて生活していた。どんなカップルも長く一緒にいると新鮮味がなくなるので、そのような恋愛も面白そうだと思った。最も自分は既婚であるから、そのような駆け引きをすることはもうないが、誰かの参考になればと思い書いてみた。